kemuri神楽坂の開店当初は社員はおろかアルバイトも1人もいなく、厨房仕込、トイレ掃除、接客サービス、仕入、経理など全て1人で数ヶ月やった。ランチ営業はやらず、18:00〜23:30のディナー営業のみだったが、帰宅するのはいつも早朝の3時くらいだった。体はボロボロだった。正直、気持ちの余裕もなくしていたと思う。それに比べれば、開店時から仲間がいるので、kemuri上海の方が楽に感じる。
「1人は孤独だった」。だから、従業員が入ったら大切にしようと思った。一緒に想いを共有しようと思った。そして、一緒に良い時間を共有した。卒業して行ったメンバーも含め、同じ景色を一緒に見た。時に悔しい景色、時には苦しい景色、時には輝かしい景色etc。
kemuri上海の初代店長として、いま再び同じことを上海の地でやろうと思う。中国人でも難しいという「飲食店の従業員マネジメント」に日々チャレンジしている。中国飲食ビジネスの人材育成で、「イノベーション」を起こしたい。当社日本法人のビジョンは「日本のおもてなしを世界へ」だ。日本が誇る「おもてなし」を中国で広げたい!皆さんぜひ応援して下さい。
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